2015年9月12日 (土)

回想「俺達の時代編」

 (「闘魂編」からの続き)

 6日朝、起床。いや、アニマル浜口並みの「気合い」で起きた。バンドとお客さんのこと考えたら、眠いだのお腹空いただの彼女欲しいだの(それは男湯)言ってられる訳がない。そして昨日とうって変わって雨模様・・・神様おらんなぁ~・・・やっぱ、おみくじ木に括るのは辞めようと誓った番台です。

 
 大阪市内に泊まったので朝イチ、a flood of circle号に便乗して会場に向かう。
朝早いけど、メンバーは元気。佐々木君はどんな状況でも前向きなところが凄くイイ。幾多のメンバーチェンジを経て「がっかり慣れ」してるタフさは、僕も見習ってます。
 ワイパーに結構な雨がふり注ぐ。野外の功罪だけど、去年並みの豪雨はご勘弁。
 着くと、アドバルーンがほぼ地面と並行に“鯉のぼり”みたいに飛んでる♪いや、喜んでる場合ではない。風がそんだけキツイってことだ。アドバルーン屋さんから「この風では無理なんで撤収します」と帰られてしまった。ということで、2日目は当日券告知のバルーンは無し。これで当日券の売上げが減ったとしたら興業的にとても痛い。キュウソのメンバーにも見て貰う前なのに、、、朝からちょっと凹む。
 flood、セクマシのリハの頃にはお客さんが続々と会場に到着。昨日と違ってお客さんの足が凄く早い!若いなぁ・・・そして雨なのに元気!凹んでらんない。
 お客さんのことで言うと、今回「2日通し券」買って頂いたお客様も結構いらしゃったのはびっくりしました。その数なんと約2500!
 えっと、アレでしょ?ハナレグミとグドモ、セクマシとシンリズム、METAFIVEとモーモー、レキシと赤犬(これは分からんでも無いw)etc・・・これ一緒に聴けるってことでしょ?こんなア○タ○マおかしいヒト2500人も居るんや!最高じゃないですか!
 お客様ご入場。今日は「俺達の時代編」なので前説は「男湯」が担当~ガリちゃん。ステージ袖で聞いてると喋りはよく聞こえないのでスベってんだかウケてんのかよく分かりません・汗。でも客席見るとお客さんがみんな笑ってる(失笑?)ので、良い良い。
 雨だから特に笑いの力でみんなを元気になって貰えれば。入浴宣言大事!
 a flood of circleの4人は赤い衣装で登場。赤はもちろん「燃える闘魂」の色だ!(イノキのタオルはもちろん赤)凄いあわせてきた!この男気には参りました。雨でグチャグチャなのだけれどお客さんは踊りまくってくれてる。この光景を見て既に胸が熱くなった。「今日も良い1日になる!」と確信。
 実は今日の「俺達の時代編」個人的に今回はテーマがありました。
 ここ数年思う、ライブをやるバンドの「肝(キモ)」のひとつに
「お客さんを如何に躍らせるか(ノらせるか)」
ということがあると思っています。
「ノらせる」なんてことは昔から当り前なれど、今やその方法が多様化して「8ビート」に収まらず、「四つ打ち」なのか「テンポ」なのか、「タテ」なのか「ヨコ」なのか、「隙間のグルーブ」か「詰め込む圧倒感」なのか、「腰から躍らせる」のか「変調、変拍子」なのか、「ループで覚醒させる」のか・・・といったアプローチが本当に多種多様。
 キャスティングする時にそこを意識したので、アタマから最後まで様々なスタイルのバンドに集まって貰えた感があります。
「好き嫌い」個人の好みはあるけれど(「良い悪い」でもない)、各バンドがそこにかけて切磋琢磨する様が見れればステキだなと思っていました。
 結果お客さんがどう感じてくれて、自分にあう新たなグルーブに出会って頂けてたら嬉しいです。
 若手中心なので、うちもこの日の主役は「男湯」と「桶洗い」。僕は出来るだけ楽屋でお仕事しよう・・・とはいかず、やはりライブが始まるとチョロチョロと気になって見に行ってしまう。やはりチケット代払うからパス返したい。
 今日は今日でみんな良いライブやっている!
 若くて同世代、仲良しのバンドも多いけどみんなステージ上がれば「俺達の時代」(ココは無理やり引用)。
 自分達が一番だ!という気持ちを持ってやってくれていたと思います。
ロックバンドはなあなあで仲良しこよしなんか要らない、こんなヒリヒリする感じがやっぱ見たい。
 そう!天龍と藤波、長州、鶴田達がそうだったように!!
 特に僕らが普段ご一緒していない(他団体からリングに上がってくれた訳ですね)グドモとKEYTALKは新しい風を運んでくれてとても感謝しています。これからも繋がれると嬉しいです!
*今更ですが、このプロレス押し。殆どの人が多分理解してませんよね?・・・そう思うとマイノリティ過ぎてちょっと怖くなってきたぞ
 
 イベントの中盤にやらせて頂いた「フラカン熱湯CM」。ここは自分の担当でもあったのでちょっと書かせて貰います。
 フラカンを知らない若いバンドやお客さんに46才のオジサンバンドが初めて武道館に挑むことを知って欲しかった。
 昨今昔みたいにCD売れないし、音楽やってもなかなか辛いことが多くて夢も持てなくて不安が先に立つバンドが多いけど、そんな時こそフラカン見て勇気貰って欲しい。
 僕ら一般人も武道館でなくともそれに似た目標を持った時、そこに向かっていく「糧」にこのバンドがなれば嬉しいなぁと思います。
 その為には絶対に武道館は成功しないといけない!
 これはもう国民的な問題な訳です!
 武道館やったバンド、これから挑むバンドはたくさんいますが、怒髪天とフラカンはちょっと意味合いが変わると思い、エリア違えどなんだろうと出来ることはやっておきたいオジサンイベンター魂(僕のこと)。
  で、内容はまず、四星球のみんながバックバンドを買って出てくれた。
分かってたけど四星球は「コミックバンド」の基本がやっぱりしっかりて、実は演奏力が高い。これが無いとね、コミックバンドは本当に「笑われて」終わり。笑いを基本にしてはいるけど、そこはバンドなので舐められてはアカンもんね。
 そしてPOLYのハヤシくん。この為に、それも1曲だけの為だけに東京から来てくれた(泣)
お願いしたのは僕らだけど、1曲は流石に気がひけます。。。ご恩は必ず返します。凄いテンション感、ハヤシ君ならではの「恋をしましょう」とても良かったです。
 ドレスコーズ志磨くんも自分の本番前に関わらず、そしてあろうことかフラカン武道館と同日に東京でツアーファイナルが被っているのにも関わらず快諾して貰えたのにはアタマ下がりました。僕も大好きな曲ロックスター志磨くんらしいカッコ良い「はぐれ者賛歌」。本家よりグッときたかも(笑)
 そして北島くんの「深夜高速」エレカシ宮本さんVer(?)これもとてもエモくて良かった!やるときゃやるなぁ、感心。
 その間奏中、袖からホンモノのフラカンボーカル鈴木くん登場。「出ません」と告知しながら、毎年来てくれてるお客さんはもう出るの分かってたと思いますが。。。やっぱベタなこともしたいですやん。(これもプロレス的なことではある)
 曲終わりでフラカンメンバー4人とも出てきて「ファンキーヴァイブレーション」で終了。泉大津でこの曲やんなきゃいつやるの!最後までベタですいませんでした。
 これ見て頂いて12月19日武道館に足を運んで頂けたらとても嬉しいです。僕も今回はチケット買おうと思ってます!
 飲食では個人的に大好きなカレー「ヤム邸」さんが入ってくれましたが爆発してたみたい。「並ばなくて良いイベント」も撤回。ある種、無理言ってお願いしたのですが、食べれなかった方ごめんなさい。スパイス系カレー好きな方は是非一度どうぞ。中之島と空堀にあります。双方美味しいけど僕は辛めの中之島が好み。長堀は優しいです。最近出来たグランフロント店はまだ行ったことないのですが、美味しいのは変わらんと思います。出店お礼にちょっと宣伝。
 
 雨は降ったり止んだり、途中ちょっと強くなった時もあれど何とかイベントは進めさせて頂けました。流石に地面はぬかるんでしまいましたが、終始お客さんが元気に踊ってるのを見れてそこもグッときました。皆さん有難う。
 しかし両ステージとも「俺達の時代」感バリバリ!
 露天はライブ会場で言うと「クアトロ」「BIGCAT」クラスのバンドが目白押し。
それぞれの「踊らせ方」で切磋琢磨感ハンパ無かったっす。
30分1本勝負にオリジナルの必殺技を連発!ギブアップorピンホール勝ち続出で「リングアウト引き分け」ってしょっぱいライブは一つも無かった。
男湯の運転する軽トラで客席登場したコムアイちゃんだけは反則勝ち。因みに本番直前に決まったそうです。カワイーから許す♥
 どのバンドもセットリストがガチで正面から挑んでくれてるのが分かって、とても嬉しかったです。このバンド達の時代がもうキてると思いました。
 大浴場も後半OKAMOTO'Sは、「隙間のグルーブ」を基本に違うアプローチも取り入れてもはや風格も出てきたのにはびっくり。ドレスコーズのバックバンドもホント良かった。ボーカル・シマオカモトVerを僕らのイベントで見れたのはホント幸せ過ぎました。R&Rの「核」が見れた感。
 
 最年長のサンボマスターは「若手なのか?」って異論もあるかもしれませんが、僕からすると先輩諸氏からのバトンを正当に受けてるのはこのバンドかと思います。聞いた話しでタモリさんが「メチャクチャ音楽知ってるけど、自分がいざやるとなるとこうなっちゃうよね~。俺もこうなるわw」とサンボを称して仰っていたらしいですが、全く同感。実践するとこんなんなるのは凄く正しい!雨で地面が泥(ソース状)なとこからインスパイアされたのか「二度づけ」コールは爆笑でした。
 
 3回目の出演、クリープハイプは今年も「1回目の悔しさ」を胸に(しかし尾崎君は引っ張るなぁ・苦笑)キレッキレのライブ。先月尾崎君がスカパラと一緒にJANUSでライブをやった夜に、今回クリープハイプに込めた気持ちを伝えたのですが(詳しくは内緒)、もうそれに応えてくれる満点のライブだったと思います。よく言いますけどこっちが「10」投げて「10以上」で返してくれると本当に嬉しい。また僕らがそれ受けてこれからそれ以上返さないといけなくなる。バンドと僕らの関係ってそんなもんだと思いますし、そうあるべき。
 四星球は春に野音でやったキュウソとの2マンとリンクして、露天のトリ。
もう抜群の信頼に応えてくれました(10投げたら20、30で返してくるからちょっとうっとうしいw)。今年出てない、民生さんやモンパチのカバーメドレーとか、、、なんて(ダサくて)イキなバンドなんだろう。笑い泣きチャンピオンやね。「四国関西地区限定」やけど。こんなイキなバンド、何とか全国区になって欲しいと思います。「2年後、オトダマ15周年!僕らにトリやらせてください!!」ってステージでいきなり言っていた。これがあるからこのバンドのライブは見てないとアカン(不安で)。去年はステージから直でイジられたので隠れて見てました。
 そっかー・・・そんなに思ってくれてるんや。
 感動した!ええよ!!
「SET YOU FREE テント」の「トリ」で決定☆
 そしていよいよトリのキュウソ。
サウンドチェックでまたしても、と言うか今日だからこそなのか「清水音泉ぶっとばす」(ビクターさん、そろそろ印税振込み宜しくお願いします)。
 本番は考えに考え抜いたと思われるセットリストと演奏、MCで過去の音泉魂に対するリスペクトとか今回の思い入れで、さすがにグッときた・・・マチガイ無く過去のキュウソのライブで一番キた。
 途中MCで花火誤爆するうちの担当もどうかと思うが、曲中で花火上げたりでここしか出来ないオモロータッグが組めた気がします。メンバーにはホント感謝の言葉しかない。来年は心おきなくRUSH BALLに出て!
てのはほぼ冗談ですけど、初の野外大き目イベント(やはり「フェス」って言えない)のトリ、お疲れさんでした!なんかこのライブでバンドが一段上に行けたなら僕らも本望です。これはキュウソ以外のバンドも全てそうですけど、少しでも僕らのちっぽけなイベントが踏み台になってくれたなら嬉しい。
 アンコールで披露してくれた「新曲」は、僕らに内緒で「OTODAMA(清水音泉)ありがとう」というおそらくこの日だけの歌詞で演奏してくれました。
僕らをイジりまくった歌詞で「覚えとけよ!」と思う反面、ちょっと泣けた。ありがとう。キュウソトリでホント良かったよ。
(ということでビクターさん、更なる印税の入金宜しくお願いします)
 これも冥利に尽きるなぁ、と感動してたら最後セイヤおとん(本物)がバイクで出てきて22時~始まる802レギュラー番組にセイヤくん乗せて二ケツで向かったのは主催者ながら笑いました。特にエンジンかからずに出てくるのが遅れた「モってるおとん」には大爆笑。こんな「現場処理」のイベント演出ってあるのか??
「人生現場処理♪」(by FM802 DJマーキー師匠)
この言葉を座右の銘にしている僕らは大アリですけど。
特に今年は現場処理感ハンパ無かったなぁ、、、プロの仕事ではないよなぁ・・・。
反省はするけど後悔はしません。
 最後ズッコケエンディグからの、露天風呂はピエール中野君会心のDJ!前回を上回るア○ホなお客さんが集まっていて・・・それはそれで奇跡的な光景でした。なんなん君達?何回もゆーけど全部"人の曲"やで!そんなアホみたいに笑顔で、みんなそんなに帰りたくないのか?w オジサンも少し終わりたくなかった。お客さんも中野君も最高でした。
 しかし2日間通して本当に良いライブ、ベストアクトが続出。
 お願いして後悔した出演者さんは皆無でした。
 嘘みたいな2日間が終わりました。
 あれから1週間経ちますけどまだ夢みたいで、ぽわんとしてます。
 僕らは「高い音楽性」と「高い人間力」を持ったミュージシャン、バンドが大好きです。
2日間そんな方達にこれだけ集まって頂けて、本当に幸せでした。
 また、おそらく同じことを思って頂いている、同じとこ見てくれているであろうお客さんに今年も集まって頂けて・・・感無量とは正にこのこと。
 正直スタッフ一同ボロボロにもなりましたけど、この幸せを感じれたのでまだやっていけると、いや!やらせて頂けると思います。(社員の顔見るの怖いよぉ)
とにかく、集まって頂いた皆様に今年も最大級の感謝をしたいです。
 ジョー・ストラマーがフジロックを指して
「年に1回、生きているってどういうことか知る。それがフェスなんだ」
という言葉を残しました。
 確かにそうかと思います。フジロックが凄過ぎて僕らは「大人の学園祭」と自称していますが、音楽に身体と心動かされて、飲んで食べて、時には昼寝して、音楽に育まれた1日に幸せ感じる。この2日間が皆さんにとって、そんな日になっていたならばとても嬉しい。
 でも「忘れられない1日」にはしたいけれど「思い出」ってことにはしたくない気持ちもあります。「1年で夏フェスにしかライブ行かない」ってお客さんがいれば僕らとバンドの負け。
 イベントは横に広げる場所で、ワンマンは深く掘る場所。
 深く掘り下げて貰いたいから僕らはイベント組みますし、バンドもワンマンに全精力を傾ける。そこにはフェスには感じ得ない何かが絶対にあるのも事実。
イベントきっかけでそこにも辿り着いて頂けたら最高です。
 
 あと、こっ恥ずかしいけどよくまわりの人から
「音泉は愛されてますね」と言われます。
 それは素直にとても嬉しくて、勿体ない言葉なんですけど「そう思われよう」と思ってやってはいないのでドキッとします。
 YUKIちゃんが数年前のツアーで、
「愛される為にはまず人を愛さなければいけない。必要とされる人間にならないといけない」
というメッセージを発してました。(さすがKING夫人、その通りですね!)
 家族、友人、色々あてはまりますけど、これを仕事で実践しよう!と思って
「愛しいバンドとお客さんの為に」
と思ってやってます。結果愛して貰えてるならばとても嬉しいし、こんなに有難いことも無いです。
 でも、こんな2日間終わるとまだ足りないとも思わされます。
 事実今年も結局バンド、ミュージシャン、スタッフさん、良心的なお客さんに助けて貰って2日間成功することが出来た訳で、
 しいては数々のミュージシャンから貰ったメッセージを実践してるだけのイベント、会社な訳で。
 この頂いたものは明日以降また返していかないといけない。
 うん、返します、返さねばならない。
 
 2日目の打上げはキュウソネコカミ・セイヤくんの802レギュラーの生放送のおまけつき。
 僕は11年目で初めて打ち上げに行かず撤収組に居ながらこのラジオを聴いてました。
みんな入り乱れて実に楽しそうだ。「俺達の時代」もノーサイド。
 客観的にイベントがどうだったのかは察しがつかない面もありますが、打上げが楽しいってことはきっとイベントも成功だったのではないかと思います。
 おそらく見えない、聞こえてこないところで数々の失敗、悲しい思いをさせてしまった方もいるかとは思います。そこはお詫びしたいし、是非叱ってやって欲しいです。
 至らぬところもありながら皆さまのお陰で今年の夏も最高の終わり方が出来ました。
 これを当り前に思わず、また来年やらせて頂けるならば初心に返って開催したいと思います。
 その為には、また1日づつ良いライブするバンド、アーティストを応援していきたいと思います。そしてあくまで軸足は皆さんお客さん側で。
 ちょっとオーバーですけど、お互い元気で生きてまたあの場所でお会い出来ればいいですね。
 今年も本当に有難うございました!      
 2015年9月12日 清水音泉/番台 及び社員一同
 
 
 
 

|

2015年9月10日 (木)

回想「闘魂編」

  遅ればせながら「OTODAMA'15~音泉魂~」ご入浴有難うございました♪

 6日にイベント終わった翌日、ハナレグミ神戸・旧グッゲンハイム邸でのライブがあったんですけど、前日「1万人規模の野外」から一夜明けての現場が「100人キャパの洋館」・・・
2日間のべ「1000人以上のスタッフが居た現場」からバイト君と僕の「2人現場」で機材運んでる自分。
「場所がどこでお客さんが何人であろうと本質は変わらんのだ!」
などと、日頃思っていながらもこのあり過ぎるギャップにはちょっと笑けました、の番台です♨(前置き長いな)
 ということで泉大津の会場撤収には参加しなかったのですが、8日中に終了。
全てのスタッフの皆さん、アルバイトさん達も有難うございました。
 
 毎年思いますがこんな野外イベント、我々のような弱小が“やってはいけない規模”なのだと思います。
 人数的にとても追いつかないので、グループのサンクリの皆さん、ライブハウスの皆さん、関西レコード会社やマスコミの皆さんにも手伝って頂いてるし、運営本部なんて時間によってはうちの人間よりグリーンズの助っ人君達の方が多い時がある!(嘘みたいなホント)
「こんなことではアカンよなぁ、、、」と毎年思ってるんです。
少人数でやってるのがスゴイってことは全然ありません。
 根本的には誰かに迷惑かけそうだからやったアカン・・・、のですけどね
「どうしてもやりたいことがある」
のでそんな方々の慈悲や情けに甘えてしまっているのが現状です。
 そんな内情もあり、助けて頂いた方達にはホントに感謝しています。
 
 更に言うとお客さんにも甘えてます。
 駅から会場までの町中は別として、会場側にこんなに警備員の少ないイベントはあんま無いのではないかしら?
「僕らのイベントに来てくれるお客さんに悪い人はいない」
という勝手な信頼と、あまりギスギスした雰囲気は好きではないので警備員さんは最小限。そしてその辺りの人件費も結構高いので、チケット代を抑える為にも無駄は減らそうという理由なんですけど、これもある意味お客さんへの甘えでもあります。
ルール守って頂ける方が殆どなので、この体制で挑めてます。
 その意味ではお客さんにも助けて頂いてると思って、とても感謝しています。
 今まで基本的に2日開催しなかった理由は「自分達のキャパが追いつかないから」が一番の理由で、更に今年はレジェンドの方の招聘や急遽ビジョン入れたり、音源収録入れたり、なんか色々風呂敷広げ過ぎてしまって、実は過去最高にパツパツだった気がします。
 追いつかない反省点も多々ありました。
 そんな心身ともにいっぱいのまま当日を迎えた訳ですが、
 「不安」と「楽しみ」で前日一睡も寝れませんでした。正に半分遠足前の子供状態。
 初日「闘魂編」は僕「番台」が、2日目「俺達の時代編」は「男湯」と「桶洗い」(音泉ネーム)の若手二人が中心に行いました。以下、自分から見た当日回想です。
 
 9月5日朝、会場に着く。
昨年からグレート(マエカワ・フラカン)に提案されてはじめたアドバルーンが上がる!
「もちろん今年も当日券ありま~す」
 バスのBGMは「炎のファイター」(イノキボンバイエ♪)
 桶洗い考案の入場ゲートの提灯もいい感じ(これは夜は夜灯りが入るととてもキレイだった)
 入口には「泉大津フェニックス大会」のプロレス的看板
 お客さんの入場時も今年は「プロレス実況風」にしてみました
 場内にはフィッシュマンズとキュウソを応援するプロレス風横断幕
 例年通り「ゆ」のれんや「再入浴口」もあいまって
・・・もう雑多感ハンパない。なんだこれ?
おそらく日本イチカッコわるいイベント会場が完成してました。
 スカパラ谷中さんが
「プロレスなのか温泉なのかよくわかんないんだけど(苦笑)」
と仰って頂きましたが、そうなんです!僕らも良く分かってません!!
 谷中さん確か
「スーツで温泉浸かって闘うようにライブやります!」
とサスガのまとめよう!そっか、、、そうやって僕らもまとめることをせなアカンのか、、、
全くまとまってなかった・・・もう遅いんで来年頑張ります。
 
 バスがちゃんとまわってるか。
 駐車場早めに開けたけど、渋滞してないか。
 出演者、スタッフはちゃんと移動出来ているか。
 天気は大丈夫か。
 etc・・・
 朝からいろんなことが気になーる。
 そうこうしてるとシンリズムくん、レキシチーム、ガリちゃん達の早い出番の方達が続々会場入り。
 しかし、こんなに早い時間に「歌え」(実際は「歌って頂けますか」)ってよく言うよなぁ、声出る訳ないやん・・・ホンマすいません。
申し訳無いので、もうこの時間にはお願いしません。
お願いする方としては朝イチってやはり気がひけます。
 
 「湯沸かしアクト」神戸の天才高校生、シンリズム君が終わり今日は僕が前説する番。
毎年、楽屋本部前に無駄にある「ゴング」をつこたろ思ってたら・・・あれ?無い。
こんだけプロレスに拘ってんのに今年に限って無い!
いつも無駄にある、ゴングが無い!!
こんな時に発注していない流石の音泉クオリティ♪
この時点でちょっと萎えましたが気を取り直して前説。
 主には「初詣で引いたおみくじをゴミ箱に捨てたらそん年の音泉魂が台風で中止になりました」というくだらない話し。その延長でフィッシュマンズ佐藤くんとHONZIさんの話をさせて貰いました。
 初日の「闘魂編」ステージサイドのフラッグはフィッシュマンズの「宇宙」「空中」という2枚のベスト盤ジャケットを飾りました。「赤コーナー」と「青コーナー」にもぴったりで(?)佐藤くんとHONZIが空の上から見つけてくれることも願いつつ。
 
 ガリくんの前説からのレキシ。
朝イチからスカッと笑って踊って、元気貰えました。池ちゃん歌詞でキュウソもイジってくれてました(泣)流石ですわ~、分かってるね!このアフロの人大好き。
 続々と楽屋に到着されるミュージシャン、スタッフの皆さまにご挨拶しながらも、ライブは出来るだけ見ました。全部見るのは無理だけど、どれも素晴らしいライブ!
お呼びする前から凄いライブしはるのは分かってはいるものの、どれも最強だった。
既に楽しい。正直言わせて貰うと「¥6800払うからずっと客席に居させて」と、思ってました。誰か同じ企画やってくれへんかなぁ、、、絶対チケット買うのに。
 この日だけのコラボもみんなステキでした。
ハナレグミにYO-KINGさん入ってくれて楽曲提供した「祝福」やってくれたり、スカパラにハナレグミ入ったり、スクービーにスカパラホーンズが入ってくれたり。
 イベントのコラボって幾つかパターンがあります。
 主催者がお願いする場合と、アーティスト本人同志が同調する場合(そこには僕らが間に入ったり、入らなかったり)。
 僕は「お客さんが喜ぶなら」もちろん働きかけますが、実はどっちかって言うと恐縮してあまり何でもかんでもお願い出来ない。
 今回は殆どアーテイストさん同志で勝手に(w)コラボしてくれました。出演者さん同志が繋がっていてとても信頼がおけると言いますか、皆さん向いてる方向が一緒。
 特にスカパラ兄さん達の「お客さんが喜ぶ為なら何でもやってやる!」という姿勢が見えて得に感動を覚えました。前から僕は大好きですが、今回お近づきになれて一番強く感じたのはそこ。お客さんの為にその時出来ることを全力でやる!
 それに応える為、僕らももっと頑張らなアカンと思いました。
 この日はとても天候に恵まれ、ちょっと暑いくらい。ここ数年で一番の夏イベント日和になった気がします。神様ありがとう!やっぱおみくじはちゃんと木にくくります♪
 お客さんもみんな笑ってる。毎年思いますけど、それを見たら(あぁぁ、やって良かったなぁ)と、僕らみたいなもんでも思います。アーティストも、もちろんお客さんの顔を見てそう思いますけど、その気持ち本気で分かります。好演が続きで、熱く、しかし穏やかなとても平和な1日が過ぎていきました。
 
 僕はだいたい演奏を舞台袖で見せて貰うことが多いんですけど、最後のフィッシュマンズはほぼ客席で見せて貰いました。
 この日はいつもより「低音」を重視したセッティングをPAさんにお願いしていたのと、天候もあいまって(気音、湿度、風の条件も良かった)とても出音は良かったと思います。
 特にフィッシュマンズはもうメンバーとも言えるPAのzAk(ザック)さん(この人も大阪出身、ダブエンジニア日本代表)の手にかかるともう「なんだこりゃ!」って聴いたこと無い音が出てました。サウンドチェックだけでやはり気絶しそうに気持ち良い!
 朝無かったゴングをとりよせフィッシュマンズのみ登場アナウンスをやりました。
(元新日本・田中リングアナ風に)
「ただ今より~、本日のメインイベント~60分1本勝負をはじめます!
10年の歳月を経て、大阪の地に再び降臨!ザ・フィッシュマンズーーー!」
ステージに向かうメンバーの顔がみんな良い顔していた。集中力を極限まで持っていっった時って人間ホントいい顔になる。
 その後は、もうひたすら気持ち良くて、グッときて、あまり良く分かりませんでした(汗笑)
 ひとつ明確に言えるのは、やはり当時1000人も入らなかったバンドが、僕らの地元大阪の野外で1万人以上の人の前で演奏している事実。
 最初、いったい何人入るのか正直分かりませんでした。。。イッて8千人?ヘタしたら5000人もある。興業としてはすごく恐かったけれど、その現実は信じられない光景ではありました。
 
 演奏は再始動してから今まで見たフィッシュマンズの中ではイチ、ニに良かった気もします。自分で企画したからひいき目入ってるかもしんないけれど。バンドの状態が極限までいってて凄い演奏だったと思います。
 果たして初めて見て、聴いて頂いた方はどうだったんでしょう?
 すご~く気になります。 感想是非知りたいです。
そして、これからの人生で聴いて頂けるバンドのひとつに加えて頂けると本望です。これはこの日と翌日、ステキな演奏を聴かせてくれた全てのバンド、アーティストにも言えます。ホントそれが一番嬉しい。
 フィッシュマンズの夢のような演奏が終わり、花火。
去年からそうなんですけど、そういえば花火で事前に言うことをいっこ忘れてました・・・
 花火打上げ場所や、会場が少し移転した問題で、PA席からステージのあいだ(一番美味しい場所に居る人)からは花火見えないんです。。。。ステージバック、むりくり一部開けて見えるよう対処はしてるのですが、全く見えなかった人も居る筈・・・遅ればせながらすいませんでした。打つ場所が他に無いんですよ…これは来年以降の課題ですね。
 その後、ステージ挨拶で言いましたが、バンドはアンコール用意してくれてました。けれど、バスや臨時電車の時間とかありまして、ここは感情に流されてはいけないと思い苦渋の決断で終了。けれど執念深いので、この悔しさはまた忘れないようにして次回以降に持ち越したいと思います。
 なんか夢みたいな1日でした。こんな1日を授からせてくれたのも20年以上前に出会って心動かされたひとつのバンドのお陰。
 ダメイベンターなので時間かかり過ぎてしまいましたが、やっと実現出来ました☆
 人間は忘れるし、僕は特にアホで忘れるので、いろんなことが繋がるといいなぁと思いますし、繋げたい。
 最後の終演BGMは音泉魂初年度のトリ、フィッシュマンズと同様僕が90年代の仕事で影響受けたもう一つのバンド、BO GUMBOSを選びました。自分が忘れない為にも。
 しかし、現実なのかよくわからん感じで1日が過ぎていって、、、レポートに全然なってないじゃないか!(あとはナタリーさん宜しくお願いします)
 
 こっからお客さんは関係無くなりますが「繋がる為」には「打上げ」もしないといけません。過去2日開催の時は流石に初日の打ち上げはやったことありません。(主催者の体力的な問題ね)しかし、この日はやらなあきません!
 てことで市内に戻り打上げ開始。
 実に楽しい宴になりました。明日起きれるか一抹の不安を感じつつ・・・(俺達の時代編に続く)
 
 
 

|

2015年9月 5日 (土)

時は来ました

 こんばんは。

 本日最後の仕込みを終えました。
いや、正直ちょっとはみ出て明日の朝までかかりそうではありますが、大丈夫です。
清水音泉代表取締役現場の番台です。
 
 フラッグもいい感じで吊れました。
 客席に残った水溜りも吸ってくれて、芝生も乾いて良い感じです。
 温泉と盆踊りとプロレスのミクスチュアーイベント
 いよいよ決戦のゴングが鳴ります。
 お越し頂く皆様への感謝の気持ちは言葉になりませんが・・・
まずはどなた様もお気をつけてお越し頂き、
日中はちょっと暑くもなりそうですが無理せず1日楽しんで下さい。
 
 そして2015年夏の終わりの1日が、
皆さんにとって過去最高の1日に加えられるよ祈りつつ。
フェニックスで心よりお待ちしております。

|

2015年9月 3日 (木)

往復のおさらい

   全国の数百万人のプロレスファンの皆さん、こんにちは!

そして二万人のOTODAMAにいらっしゃる皆さんも、こんにちは!番台です。
 今日は会場の方も行ってきました。あいにくの雨でちょっと水溜りも出来てましたが、明日雑巾とバケツで何とかしたいと思います。雨降ってると寒がりの僕はパーカーで丁度いいくらいでした。土曜はいけそうですが、日曜はまだ曇り一時雨ですね・・・むむむ。回復することを祈りつつ。
 昨日の風呂具で「万人越え」を自慢(笑)したら、いろんな方から「おめでとう!」と言われました。ただ、考えると今や日本の夏フェスってだいたい2~3万規模。(凄いのは6万人?汗)
 そう考えると、巷的にはそんなにたいしたことも無いですね。まぁ僕らの身の丈を考えると凄いことなのでいつも以上に背筋が伸びる思いであります。
 さて5日のバス券、難波梅田行きが完売しました。2日目も僅かなのでお急ぎ下さいね。(この時点で無かったらごめんなさい)
 初めて来る方もいらっしゃるかもしれませんのでちょっとおさらい。
 電車で泉大津駅からいらっしゃるお客様。改札出られて右手がバス乗り場です。左手はスーパーとかありますのでちょっとしたお買いモノはそこで。駅を出まして最初の信号を直進、ゆくゆく右手に曲がるとバス乗り場(ひまわり広場)。この間10分くらいの道のりです。バス乗り場にはでっかい「おづみん」(泉大津のユルキャラ)も居る!(ハズ)
バスに乗ると10分ほどで開場に到着します。
バスの運行は5日9時半、6日9時を予定しています。
 お車のお客様、阪神高速を南から北に来られるお客様(関空、和歌山方面からいらっしゃる方)、泉大津出口が封鎖してるので岸和田北出口をご利用下さい。
 大阪市内、神戸、京都方面から南にいらっしゃるお客様は「助松」降りられてしばらく直進「汐見町」交差点を右折(ここちょっと混みます)、ひたすら直進するとフェニックスです。
この直進道路、3車線で左側2車線が一般車、右側一車線がバスと関係車両となってます。ゆくゆく駐車場入り口から一車線になりますのでそこもちょっと混むと思いますがご了承ください。
 シャトルバス降り場と駐車場は隣接しています。すぐ横がもう会場になります。
グッズ販売所は「5日9時半~」、「2日目は9時~」それぞれ、販売予定ですが開始時間はバンドさんごとに変わりますのでご了承ください。オフィシャル、売れるバンドさんはここに間に合うよう必死のパッチで頑張ります。
 そして入場。ここは整理組番ごとのご入場となります。
まず2日券リストバンドの方1組~、
以降1日券リストバンドの方(5日B-1組~、6日C-1組~)
そして1日券(同じく5日Bー○組、6日Cー○組)チケットの方の順です。
 会場に入られたらシートエリアに場所とったり、湯沸かしアクトに直行したり、飲食するなり、1日お楽しみ下さい!RUSH BALL同様キッズエリアもあります。トイレもいっぱいあります。
 いつもの「ガラガラ」(ヤマザキうるさい!)よりは、気持ち人が多いのでシートエリアは出来るだけおつめ頂き、広げる面積も最小限にして頂けるとたくさんの人が座れてピースです。ザッツ自分以外への「思いやり」!その気持ちさえあればあと何しても大丈夫かもしれない。そして自分にも「思いやり」を持って1日無理はしないでくださいね。
 大浴場右手に「宴会場テント」、対角線に5日「宴会場アネックス」6日「SET YOとU FREE テント」があります。飲食並びでは民生さん「マツダスタジアム」とフラカン「武道館」を応援する「顔出しパネル」もありますので記念写真で是非拡散してください。たまにグレートマエカワさんが武道館の手売り販売もする予定です。
 ご気分悪い方は「救護室」分からないことがあれば「インフォメーション」困った皆さんに全力で対応してくれます。
 そしてお帰りは出口が入口。
 ここでちょっとお願いなんですけれど、、、駅まで4kmほどの道のりを歩く方がたまにいらっしゃるのですが、その数があまりに多いとシャトルバスの右折と歩行ルートがかぶってバスが円滑にまわらなくなります。お金頂いて申し訳ないのですが、出来るだけシャトルバスをご利用頂けると運営上大変助かります。
 駐車場は出口が一箇所なので、ある程度混みますがご了承ください。
ここでお時間余裕ある方は待ってる時間勿体ないので、是非!湯上がりの「赤犬」「DJピエール中野くん」見て帰ってくださいね。
 シャトルバスの方は「行き」と同じ行程で戻って頂きます。梅田、難波直行の方もほぼ同じ場所に乗り場があります。泉大津駅では南海さんのご厚意で数本増発して頂いてます。
 
 家に帰る迄が音泉魂!
みなさんお気をつけて!
今年も有難う御座いました!また来年会いましょう♪(終わり)
 
 

|

2015年9月 2日 (水)

ビ○ョ○投入♪

 あと3日や~ん(汗)

 こんばんわ、清水音泉・番台です。
もっか「風呂具」書くヒマ無いくらい音泉員一同パツパツ。ても、僕しかこれ書いてへんけど。今さらですけどみんな書いてもええんやで~(社内メールで言えよ)
1人じゃ厳しいので来年からアカウント発表してお客さんにも書いて貰おかな。
 さて、あと数日で時は来てしまいます!来て欲しく無いような、早く来て欲しいような複雑な気持ち。
 最大気になる天気は
5日(土)「曇り時々晴れ」 6日(日)「曇り一時雨」
 う~ん、まずまずですが日曜もうひと押し。
先週から不安定なんで分かりませんね。
 去年1mmの予報が5mm以上の雨降ったんで、何度も言いますが対策宜しくお願いします。先週末RUSH BALLは夜ちょっと肌寒かったし、雨降ったら寒くなると思います。暑く無いのはとても良いですけどね。因みにフェニックスは昨年から場所が変わりまして、以前までアホほど水はけに悩まされたので地盤硬めに施工お願いした結果、今はそんなに前ほど水たまりにはならないです。
 そして本日は朗報が!
  今までビジョンを拒否していた当イベント。理由は表向き
「生身の人間がやってんだから生で見て欲しい!」
で、裏向きは
「お金が無い」
ってことで(汗笑)。
 正直1万人も満たないイベントでビジョンある方が違和感もありました。結構近くで見えるし、近いのにビジョンずっと見てるのってどうなんやろ?と思い。
 しかし、ファンダンゴクラスのキャパでやるような「小さいボケ」をする人がうちのイベントは少なくないので、数千人規模とはいえそこは「あぁ・・・今の映像で拾ってあげたいなぁ」とはずっと思ったりはしてました。(演奏ちゃうんかい)
 一度だけ売り切れた時にPA席の後ろに折衷案でビジョン入れたこともありました。
そん時も、素材が間にあわなかったので
「注意事項を画用紙に書く」→「カメラでとる」→「ビションに映す」
という、何ともアナログな使い方をしました(恥)
 「大人の学園祭」なんでそれで良いかとも思いましたけど。
 まぁそんないろんな葛藤もあり、10年やってきたわけです。
 このあいだ802のキュウソネコカミ・セイヤくんの番組でスクービーのシュウ君がゲストに出てOTODAMAの非常に嬉しい紹介をしてくれてた時、うちの「男湯」(音泉ネーム)田口(彼女募集中)も何故か一緒に喋っていて、
セイヤくんに「ビジョン入れてや!!!」と激押しされてました。
あんまり「ビジョン、ビジョン」言うので渋々「42型家庭用TVを入れる」ことがそこで決定したのは、一部の方はご存知のことかと思います。
 そん時の結論は「目の良いヒトだけ来て下さい」ということで番組はしまった訳です。
それで42型TVはマジメに発注はしたんですけどね。
待てよ・・・そっか!
今まで目の悪い人が来れなかったからチケット売れなかったのか!
これは目から鱗。
しかし今頃気付いても遅い・・・
と、思っていたら、、、
 なんと、、、、
 今年、、、、、
 「数千人」で有名な、、、、
 音泉魂が、、、
 両日、、、、
 チケットが1万枚越えました!!!
よって、ちょっと頑張ってビジョン投入することにしました!!!(大浴場のみ)
 
てことで、ちょっと嬉しくて50手前なのにいちびった言い方しましたが、ビションゆーても
「移動式中型ビジョン」(メディアランナー言います)
他の夏フェスみたいな「ドーン!」ってのじゃありませんので期待しないで下さいね。
 具体的な用途としては、
初日ならレキシ池ちゃんの細かいギャグを拾う為だったり
2日目ならサンボ山口くんのエモい顔をアップで映したり、が主かと思ってます。
(一応演奏も映します)
 せっかく発注した42型TVも勿体ないのでキュウソの時はそれだけにしてあげようかな♪
  ということで、2日目のヘッドライナーがあんまり言うのと、チケットがはじめてこんなに売れているご愛顧にお応えして、目の悪い方もお楽しみ頂けるイベントになって参りましたOTODAMA'15音泉魂!もう名実ともに「数千人」とは言わせへんで。
 いやでもマジメな話し「頂いたものは返さないといけない」と思ってます。1人勝ちはいかんので、今回はお客さんから頂いたものとセイヤくん達が必要以上に僕らを押してくれてることに感謝の気持ちを込めて、派手では無いけれど「お返し」のひとつになればと。
 ということで開催間近です。
 前売りのみの「帰りは梅田orなんば行き」のバスチケットはまもなく売り切れそうです。
泉大津駅と会場の往復シャトルバス券は、完売しませんし当日も買えますが当日券だとお待ち頂くこともあるので前売り買って頂くことをお勧めします。 
 駐車券はまだあります。
 ではあと数日、皆さんにとって最高の夏の終わりになりますように!
 
 
 

|

«「RUSH BALL」と「こんにちは!」