奥田民生さん
今日は民生さんについて。ご存知の方も多いですが、音泉のロゴは奥田さんの筆で書いて頂きました。その理由は、音泉HP「清水音泉の由来」http://onsen1.cocolog-nifty.com/blog/cat2080547/index.htmlでご参照ください。では、以下全て主観にて。
そうです。本人には面と向かって恥ずかしくて言えませんが、僕は民生さんが好き。「抱かれたい男ランキング」常にベスト3に入っています。(このネタ本人にも言えます!・・・どでもイっすね)
以下、好きなとこ羅列「(絶妙に練られたり、無駄を省いてシンプルだったり、他の誰も書けそうにないetc・・・)曲」「(意味なかったり、たまに凄くあったり、語呂が良かったり、カワイかったり、泣けたり、賛同できたり、etcする)歌詞」「圧倒的に追求されたバンドサウンド」「超上手いギター」「弾き語りでも凄いところ」「がつがつしていない」「人の悪口言わない」「自分を良くも言わない、エエカッコもしない」「誰がきても態度変えない一貫性」「ちょっと人見知り」「何でも人並み以上に出来てしまう」「類稀なギャグセンス」「見てないよーで絶対見てる」「服のセンス」「“打ち上げ何食いたいっすか?”と聞けば100%“なんでもいいよぉ~”と返ってくることに見られる、まわりへの気遣い」「嘘を言わない」「ヤル時は、超人的にヤルところ」「ライブを生業(なりわい)にしてらっしゃるところ」『タバコの吸い方」「大事な人の為には一肌ぬぐ粋なところ」etc・・・
ねっ!こんなステキだったら誰でも「抱かれたい(ハート)」と思うでしょ?
初めてご挨拶したのはソロになってからだった。京都会館のコンサート時。いきなり会館までのタクシーで二人きりになってしまった。平常心を装いながら、もの凄く緊張して、一言二言話しかけるも話しが続かない・・・。会館について、「印象悪かったかなぁ、ダメだぁ・・・」と落ち込んでいたら、打ち上げでお酒が入ると一変。必要以上にいじって頂けて“シミケン”というアダ名を付けられた。それこそが「人見知り」と「気遣い」と「お酒好き」の表れだったことにはあとあと気付くことに。
以来、もう10年以上のお付き合いをさせて頂いて。本当に毎回ライブに感動して感心して・・・全く下がってないのです。そして今、思うのは凄く良いポジションに居てはること。20代前半のバンドちゃんから60歳に届くかというベテランミュージシャンの方まで、民生さんのことは殆どの人が一目置いているという事実。これだけ幅広く同業者の方からリスペクトされてる人は他に居ないような気がします。それは、普段の活動が邦楽ロックの「真ん中」であり「最前線」であり「革命的」である象徴だとも思います。
パブリックイメージとしては「だらっと楽そうにしてる」(いえ、凄く繊細です!)とか「あ、アコギの人でしょ」(いえ、エレキの人です!アコギも凄い!だけです)とか「てきとーにやってそう」(いえ、計算されてます!)というのが、知ってる人や好きな人以外のイメージなんでしょうけど、もうちょっと「やる時は一線越える」凄まじさを世間の人に解って頂きたいのが個人的な気持ちです。それが一番伝わる機会はやはり“ライブ”だと思ってます。「手紙」「CUSTOM」カバーですが「最後のニュース」などの曲で見せる凄まじいまでの気迫、「月を越えろ」のエモいギターソロ、「野ばら」「STANDARD」などのシンプルなのに飽きの来ない究極のポップス感、etc・・・・ライブでしか伝えられない要素が多分にあって、知らない人に伝えるにはやはりイベントが一番かと思い。僕ら的にも、3年目のイベントをやるに辺り“絶対外せないアーティスト”でもあるので、今回もお願いさせて頂きました。
最近自信のバンドでは関西はご無沙汰なのと、今年の夏は西日本はここだけなのと、今年後半からデビュー20周年企画がいろいろ始まりそうなのでそのスタート的な意味合いでも・・・是非注目して頂きたいアクトなのです!
2年前は、ライブ前後に「焼酎がないやんけぇ」と、軽く怒られたので今年は会場入りからモリモリ用意しておきます。夏のイベントは、仲良しミュージシャンの人に会えるので、民生さんに限らず出演者の皆さんも総じて楽しそうなのです。楽屋は半分飲み会の様相もありで。(ナニしにきとんねん!(笑))それはやはりステキな光景で、お客さんにも味わって欲しいのですが、物理的に無理なのでですね、その空気感だけでも客席に運びたいなぁ、と思っています。どやって運ぶかは具体的にはないのですが・・・「楽屋と客席の線が無い」とは、そんな意味だったり。
日本で夏の野外が一番似合うかもしれない42歳!僕らも当日楽しみにしてます。
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