monobright
“モノブライト”と読みます。札幌で結成されました。ギター&ボーカル桃野ブライトのパフォーマンスが「キモい」と評判です。たまに下ネタMC全開しますが、ボーカルには味があります。リズム隊はクールで堅実です。ギターもクールですがプレイ(“あっち”じゃなくて演奏ね)は結構変態でカッコイーです。!4人ともメガネで白のポロシャツ着てます。音楽をこよなく愛して、若いわりにめちゃくちゃ聴き込んでます。古いロックもかなり精通していて完璧に「耳年増(みみどしま)」の域です。曲の展開も一筋縄ではいかず大変オモシロいです。「POP」なんだけど「予定調和ではない」、だけど「聴き易い」・・・・大阪弁で言うと「どないやねん!」とでも言いましょうか(笑)。これぞ“POP”と“ROCK”と“アバンギャルド”のメガネスパイラル!
昨年のはじめに上京しました。そっから大阪でもセカンドラインで何回もライブやらせて貰いました。いっこーにお客さんは増えませんでした。5月に野音のイベントに出させて貰いました。大阪で初めてイイライブが出来ました。その日持って行ったインディー盤CDが完売しました。バンドもスタッフも、はじめて“手応え”を感じました。
その後もライブばっかりです。少しづつお客さんが増えていきました。「未完成ライオット」というイントロからメチャクチャかっこ良く、アガル曲で7月にメジャーデビュー。ミナミホイールのBIG CATでは札止めになりました。この頃からライブが一線越えてきます。今年になってはじめてワンマンをやりました。お世話になったセカンドラインが即日完売しました。クアトロツアーも完売しました。イギリスのフェスにもお呼ばれして大和魂見せ付けたそうです。「どじょうノボリ」くらいは言っても怒らリないくらい、イイ感じで右肩上がりです。
上京してから1年半、音楽のことだけ考えてメチャクチャ頑張ってます。頑張ってる人が結果を伴ってくると、まわりもとても嬉しくなります。彼らみたいなバンドが居るから僕らもこの仕事に「やりがい」と「いきがい」を感じさせて貰えてます。大阪人としては「いじり易い」キャラクターなので、表面上はコケにしてますが(愛情の裏返しね)、心ん中ではとても感謝してます。
彼らのよーな新鋭バンドとキャリアあるアーティストの方々が同じ日にブツかるのも、イベントの面白みだと思います。小さい会場ではなかなか出きない組み合わせも、これくらいの規模だと出来ます。年の割にはユニコーンもド真ん中だったみたいですし(確かに予定調和では無い感じがとても通じます)、民生さん筆頭にオモシロい顔合わせがmonobrightを通しても幾つも生まれます。(もちろん他のバンド通しても幾つもそんな顔あわせはありますので、皆さんでそれはめっけてください)
北海道育ちにはライブの時間帯は少々キツイですが(日焼けでメガネの跡が出来たらどーしよ~!それはそれでイジってあげよぉ)、これからの日本のバンドを牽引してくれる存在になると信じて、キモチイー演奏とキモチワルーイキャラでフェニックスに、それはそれは尋常じゃ無い風を吹かしてくれることと、期待してます!(清水ブライト)
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