スパルタローカルズ
出会ってだいぶ経ちますが・・・ボーカル・コーセイ君とは未だに馴染めない。打上げでご飯食べたり、一緒に釣りに行ったり、ローカルプロモーターとしては普通かそれ以上にお付き合いしてるのだけど・・・未だ「緊張」するのです(向こうはナンとも思ってないと思いますけんど)。ライブで見せられるコーセイ君の「狂気」を目の当たりにすると、僕みたいな庶民が口きくのは恐れ多いと言いますか・・・年もだいぶ下なんですけど、普通に話せないのですよ、こりが。でも、これってある意味嬉しい。「その辺のお兄ちゃん」がステージ上がってるのってヤですから。特にボーカリストは、僕なんか寄せ付けない「オーラ」がある方が嬉しい。(注:サンボ山口君のよーに「その辺の兄ちゃん以下」がステージに上がって豹変するのも、それはそれでシビれます)
デビュー当時あるイベントライブで120%やりきった演奏だったので、終演後「ライブ良かったね!」と声をかけたら「・・・・全然ダメっすわ~、こんなんじゃ」って言われて。意識の高さも相当。九州男児であることも加えてか、男らしくてストイックなとこもかなり好き。
今年は結成10年目。OTODAMAは初年度に出場して貰って以来、3年ぶりになります。
この間、ドラマーチェンジでバンドの根底から練り直したり(あらゆるバンドもベース/ドラムは“キモ”ですが、彼らは特にそのウェートが高い)、レーベル移籍などバックボーンの体制も変わったり。バンドの内外に紆余曲折あり過ぎた時期かもしれません。珍しく、関西でもしばらくライブが遠ざかってました。
そして今年、久々にアルバムリリース。そんなある意味「再スタート」の意味を込めて、今年出演頂けることになりました。
スパルタは、僕が思う「ロックバンドの危うさ」を正に体感させてくれるバンド。「危うさ」と言っても、「不安」とか「恐い」とかじゃなくてね、「緊張感」とか「カリスマ感」とか。何回見てもアドレナリン分泌量がMAXに達するのです。見てて「ドキドキしない」バンドってライブ全然面白くないでしょ?その原因は「はみ出さない予定通りの演奏」だったり、「狂気にみせかけた平熱」だったり、「偽りで固めたギミック」だったり。スパルタはその真逆なのです。平熱の4人が、いざステージに上がれば一気に沸点に達する様は「ロックバンドこうあるべき」日本代表。ガチンコストロングスタイルなのです。闘う男達!衣装はもちろん黒タイツに黒シューズ!新日本スタイルここに・・・、ありゃ、ついついジャンル変わってました。
そんな抜群の信頼を込めて「露天」の最後を〆てもらいます。メチャクチャ踊れますから!体力ある限り踊り○るってください!(その後の湯上りDJでも「ラジオ体操」で踊りく○ってください!・番台)
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