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2009年7月13日 (月)

夏フェスシーズン到来

 「夏フェスと呼ばないで~」と言いながら、「夏フェス」という言葉を使ってしまってます。仕事が立て込み、フジロックにほぼ行けなくなりそうで凹んでる番台です。

 はじめての方には「番台って誰やねん!」と思われるので、今更ですが簡単に説明しますと、清水音泉は、僕「番台」、「男湯」、「桶洗い」の男3人、入浴券担当女子「泡姫」(本人がこの呼称をイヤがるので未だ名前無し)、「女湯見習い」(以上年齢順)の少数ボンクラ5人で、せっせこお湯沸かししてます。そだ、突然業務連絡。せっかくだから、このブログ書いたらちゃんと名前書きなさい!特に泡姫!(アメリカだったらこの時点でセクハラ訴訟、2億は請求されるとこですが、ここは日本で良かった。入浴券担当のそこの君!かんねんして「泡姫」の名を欲しいままにするのだ!)

 身内ネタは置いといて、昨日「京都大作戦」が今年も大成功で終わりました。昨年に続き、いや昨年以上に、10-FEET「愛」に溢れまくった2日間だったかと。10-FEETがブッキングした出演者、来て貰ったお客さん、関係スタッフ、地元京都に対する「想い」を、それぞれ受けた方が倍にして返し、それを受けた10-FEETが更に倍返し・・・その繰り返し。総じて「10-FEET愛だぁ~」と。アーティスト発信のイベントとしては理想的な形なのではないかと思います。結局フェス乱立のこのご時世、バンドの演奏聴いて、ビール飲んで、ご飯食べて、グッズ買って、昼寝して、友達とくっちゃべってetc・・・これだけで充分楽しいのが夏フェスですが、これ以上の感動は結局別のとこにあるのではないかと思います。それが「何であるか?」がフェスそれぞれの特徴になってると思います。京都大作戦は最後のメンバーの言葉で、「充分楽しいフェス」から「どうしようもなく感動的な夏の1日」に変わるのでした。うん、今年も良かった。

 かくゆう、OTODAMAは・・・

 僕達「フェス」じゃないのでそんなこと期待しないで~!

 そぉです、「フェス」と呼ばない理由のひとつはそっから「逃げてる」のでした。

 ダメだこりゃ。まぁダメはダメなりに「充分楽しい」とまではいかずとも、「ちょっと楽しいこと」をたくさん追求したいと思います。

 今年ちょっと悩んでるのがビジョンを入れるかどうか・・・。今まで、ビジョン入れたことないのです。「演奏してる生身に注目して欲しいのだぁ!」「すぐそこで演奏してるのにお客さんがみんなビジョン見てるのは気持ち悪いのだぁ」と思ってるのと、アーティストからも「ビジョン無い方がお客さんの“気”を感じて燃える」などの声を聞いたのが主な理由。裏の事情としては「お金が無い!」とか「ビジョン入れるほど後ろにお客さんが居ないじゃないかぁ!」等、ご想像通りの自慢出来る!理由です。裏の事情はたまに指摘されますが大きなお世話です。

 今年は、そんだけチケット売れてて余裕あるのか?と言われると、例年よりは少し売れてるけど、そんな映像入れる余裕はありまへん。でもね、昨日大作戦でBEAT CRUSADERSのライブ中、G・タロウ君の『凍るMC』を聞き(僕は爆笑だったんですけど、会場は熱中症の心配が払拭する凍りよう)ながら、その表情がホント良かったんですよね~。すんごい良かったのです。表情わかんないと、グッっと来ないことって確かにある。普段それが見えるライブハウスが好きなのは、やっぱそこもあるのでした。

 ユニコーンの春のツアーでビジョンの使い方が抜群にオモシロかったのも刺激になったり。テッシーさんやら、筋少の橘高さんの「超絶早弾き」はアップで見たい!

 そいえば、去年も「熱湯コマーシャル」、「スイカ割り」などの余興ん時は、心意気もちっちゃければ、ネタも小っちゃすぎて「後ろの人はまったくよくわからんではないかぁ・・・今だけビジョンが欲しい!」と思ったのでした。普通の演奏時は使わずに、そんなとこだけ突然サシますかね。せっかくだから全編あった方がいいかなぁ・・・そもそもそんな予算は追いつくのか?・・・今からチケット代¥300上げれないかなぁ・・・

 な~んてことも、あと1ヶ月弱は悩んだりする時期なのでした。そんな悩み、「泡姫ちゃん」も書きなさい!(この時点でアメリカだったら慰謝料3億にアップなんでしょうか?)

 

 

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