「主催者」も「お客さん」で「お客さん」も「主催者」で
それは今日の夜、9時50分くらいの出来事。TVでOTODAMAのSPOTが流れマシータ!そうなんです、今年は毎日放送さんにご協力頂いてるのですが、あまりに良い時間に流れてびつくり。こんなSPOTが、民放で、こんな時間に流れる奇跡・・・。
どんなCMかと言いますと・・・・オープニングはユニコーン「WAO!」、次が筋肉少女帯の武道館映像、そしてフラカンの昨年オトダマ映像「深夜高速」、そして最後テロップで筋少ドナリ「ニホンをインドにぃ!し~てし・ま・え!」・・・これを15秒に無理やり収めて貰っているのです。
この映像がね、衛星波のMTVやスペシャさんから流れてくるなら別に普通なんですけど、「地上波民放TV」という最大公約数的な網羅の仕方を求められる大変なメディア(なので、偏ってる僕らは普段あまり接点がありませーん)で、このSPOTが流れることに意味があるんではニャイかと思う訳です。♪生きて~てよかぁったー!♪と一瞬でも流れることに「ナニかが変わるかもしれない」と思う訳です。
ラジオでは今年もFM802さんで告知CM流して頂いてますが、カジ君が「お問合せは、あま~いあま~い清水音泉!」と言ってくれてます。ちと、笑えます。802では、来週23日(日)桃野君(monobright)の番組でOTODAMA特集げなこともやってくれる模様です。出演者の方からコメントが幾つか届くみたいです。桃野君は、今回のラインナップでは結構真ん中に居てくれてます。顔がデカイ、いや広いのでこの若さでホスト役みたいな部分もあります。
こうして色んな方が告知して頂いてるおかげで、おかげさまでチケットの方も順調に伸びて!
・・・・
・・・・
結局、例年並みです!
やっぱ、何回やっても1万人ですわ~(今んとこ)。嬉しくもあり悲しくもあり。
何故ここまで、チケットの動きを報告してるかと言いますとね。なんか、もう隠すのも面倒なんで全てをガラス張りでしたいくらいなんです。いろんなことで、隠すこともなんもない気がしてきまして。ホントはHPのトップに「現在のチケット売れ数カウンター!」なんてのを作って、皆さんにも一喜一憂して欲しいなぁ、なんて思ってるのです。あんまオモロないですか?そんなイベント無いでしょ?お客さんにしたら「どこまで参加型やねん!」って話しですけど。「いや、それはあまりに赤裸々なんで辞めた方がいいですぅ」とまわりに諭されて、辞めましたが。
なんかね、それくらい色んなことを5年目にして共有したいと思てます。何回やっても1万人てことは、逆に言うととても有難いことに、「1万人」の人が毎年僕らのイベントに集まってくれてる、って事実はかなりデカイです。感謝してもしきれない。だから、毎年来てくれてる常連さんがもし居らっしゃるなら、そんな人らには「な~んも隠す必要ないなぁ」って、思います。一方的になんかそれくらいの信頼と言いますか、他人じゃない気がしてるんです。迷惑でしょうけど(笑)
アーティストを差別するのも僕は嫌い。この業界、売れてる人は美味しいもの食べれるし、売れてない人は安っすい店で打上げします。顔さす人はグリーンだし売れてない人は楽器車転がして移動します。それはそれでしょうがない、当たり前のことなんですけど。ただ精神的にはね、僕らはみーんな同じ視点で接したいんです。そう思って1回目のこのイベントでデッカイステージ二つ作って、「差別無し」でやったら、とんでもない赤字喰らって・・・今みたいな大小のステージにせざるをえないんですけど。ホントは大浴場も露天風呂も同じ大きさにしたいんです。僕らに甲斐性がないので、バンドによって実際は差別してる構成になってしまってます。アーティストの皆さん、特に露天風呂の皆さんには申し訳ない、と心の底から思ってます。だから最低限、大浴場と露天風呂は同時進行しないのがせめてもの構成だったりします。
この仕事20年してると、毎日毎日ライブ後にある「打上げ」、語弊ありますが正直飽きてもきます。だから「打上げ」ある意味好きじゃないとこもあります。でも、会心のライブが出来た打上げや、良かったイベントの打上げだと、スタッフ、アーティスト同士はホントに楽しそうだったりするんですね。セールス、キャリアに関係なく、その場はみんなフィフテイフィフティなことが良くあります。僕らも言いたいこと言って、良くも悪くも前向きに話しが出来る。そんな時は、ホント幸せなんですね。音楽通じてこんなにも人がつながってるのを実感出来ます。このイベントは赤字だろうが絶対に「打上げ」やります。理由はそんな「つながり」が確実に持てるからです。だから打上げでなくても、本番の時からお客さん、出演者、主催者、スタッフ(もちろん一番エライのはお金払って頂いてるお客さんなんですけど)、みんな音楽を通じて同じ気持ちだったら最高だなぁ、と思いますし理想。実際このイベントに出て頂ける出演者の方はそんなこと話したことはないですけど、同じ気持ちで居てくれてると思います。
音楽に対する気持ちが同じなら「主催者」も「お客さん」も「アーティスト」も大差ない空間。このイベントは、それくらい「やる方」と「見る方」の距離が同じイベントでありたい、と思ってます。(番台)
| 固定リンク