当日までの妄想「タテ編」
いよいよ2週間前に迫って参りまして、音泉はみんないっぱいいっぱいになってきました。よく「ゆる~くてイイですね」とか「仕事感が無くてイイですね」とか「ぬるま湯ですね」「アホですね」etc・・・、お褒めの言葉頂戴しますが、当の僕らは何気にキャパギリギリなので・・・。今年入れるかどうか迷っていたビジョンですが、実験的に入れてみようと思います。あくまで実験なんでここも過度な期待は禁物で。実験ついでに僕らがいかにテンパってるか、楽屋本部の模様を中継して皆さんに見て頂き、意外と熱いお湯につかってるとこも見て貰ったりして・・・・も、しょうがないので、実際は遠くだとよく分かんない小ネタ中心に映像を生かしたいと思っております。
段階的には、当日の会場内の最終つめに入ります。舞台さんPAさん照明さんとステージまわりの確認、出演者の皆さんと打合せ、警備員の方々との打合せ、飲食他、今週から来週にかけてがピークであります。それを受けて、正確なタイムスケジュール、その他まとめて風呂の日(26日)に発表予定です。もうしばしお待ちくださいね。
今年の入浴順は既に発表させて頂きましたが、後半のアラフォー(最近覚えた言葉)世代、「80年代後半か?」と錯覚する「ユニコーン」「BO GUMBOS」「筋肉少女帯」あたりの並びは、オッチャン的にはとてもアがります。若い方すいません。
でもね、80年代の日本のロックはとてもとてもオモシロくて、インディーズが正にインディペンデントであって、乗じてニューウェイブと言われる多種多様な音楽が自由に表現されて、ライブハウスも「行ってはいけない(危ない)とこ」だったし、行ったら行ったで1ドリンクは「バーボンロックで」と下戸でも頼まないとアカン雰囲気だったし、80年代後半にはBO GUMBOSやユニコーンといったバンドが所謂「メジャーレーベル」からデビューし、ナゴム系、渋谷系etc・・・アンダーグラウンドがオーバーグラウンドに変わる大きな「うねり」が一番起こった時代だったのではないかと思う訳です。カステラ(トモさんがやってたバンドね)やピーズ、カジ君しかり。その時代の中から出てきて20年以上のキャリアを重ねた方々が、そしてそれを聴いてきた20代、30代のバンドがこの2009年にフェニックスに集う・・・・なんてことに意味が生まれれば最高だなぁ、と思います。個人的にそぉ思っても、それはやってみて集まった方々がどう思われるかが全てですが。このラインナップに、この順番に、そんな80年代の片鱗が少しでも伝われば凄く嬉しいです。
しかししかし、「なんだ、このイベントは回顧主義なのぉ?」というだけでなくてですね、これからの世代のバンドも出ます!アラフォーの皆さんも〝今〟の音を出してくれると思います!一番期待するのはリアルタイム2009年の「うねり」。「懐かしい」だけでは全く終わりたくない。なんて足掛け20何年に及ぶことを40歳、主催者の一人は期待してるのでした。
こんな感じで「タテ」に「ヨコ」に、はたまた「ナナメ」に、皆さんも色々妄想頂ければ、あと2週間もっと楽しめるのではないかと思いますがどぉでしょうか?(番台)
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