僕の見たオトダマ~完結編~
いよいよ、イベントも宴たけなわ。しかし、終わって10日以上たって完結するレポートでごめんなさい。一息つくまもなく、毎日次の仕事が立て続けにあったり、せっかく書いた文章が消えてしまったり、、、イベント前より何気に忙しい毎日なのです~。とにかく、やっと最終章。
トリの筋肉少女帯。バンド結成21年にして(多分この規模では)初のトリだそうです。今回ご出演者の皆さんの並びだったら、人気等考慮してトリはユニコーンかとなるのでしょうが、そうしたら普通のイベントになってしまうので。ただでさえアホな名前でやってる主催者としては、そんなことは到底出来ない訳です。そこで色々考えた末の結論が筋少の皆さんでした。そんなイベント他には無いであろうと。しっかし内心は「断られたらどうしよう・・・代案もうないし」という不安いっぱいでしたが、なんとメンバーの皆さんが快く引き受けて頂けたのでした。2年前のご出演がメンバーの皆さん的にも面白がってくれてたみたいで。
いざライブがはじまると、いや実にオーラスに相応しい「抜群の演奏力」「爆笑MC」「実にPOPなメロ」「みんなで歌える歌詞」「お客さんをこれでもかと楽しませるエンターテイメント性」・・・トリの要素全部併せ持ってるではないですかぁ!これにはお願いしておきながらびっくり。現場で気付くとこが我ながらアホ過ぎます。お客さんも、もんの凄い数残ってくれて“Xジャンプ”してくれてます!アホばっかりです。筋少さんがラストに決まった時点で「今回はバカ笑いして終わりたい」と決めたので「踊るダメ人間」の時点でそれが確信出来ました。たまにはこんな終わり方もアリですよね。
アンコールは最初「KING-CORN」とか出来たらメッチャオモシロいなぁと思ったのですが、僕ら楽器弾けない素人が思うほどセッションって簡単じゃなく。打合せして、リハスタ入って、多くのスタッフの方にも動いて貰って・・・時間と労力が予想以上にかかるのです。それは今回諦めたのですが、しかしなんかココでしか聴けない見れないものってないかなぁ・・・と思い、この2009年に「早弾き対決」だったら、ギタリストの方だけでほぼ即興で出来ますし物理的にはさほどご迷惑をおかけしない。ということで、曲まで指定して「日本印度化計画」をやって頂きました。手島さんにはサマソニで一応OK頂いて、8月末スペシャさんのイベントに出向いて曲をコピーしたCDをお渡しし(実はコレが手違いでCDに何も入ってなかったことを当日聞きまして・・・わざわざ山中湖まで行ったのに・・・う~ん、死にたい)、一人ではなんなので筋少と言えばやっぱりPOLYハヤシ君!そしてサマソニでヴァン・ヘイレンのコスプレに個人的にヤられた(お腹が痛くて死にそうでした、BEAT CRUSADERSから「笑い」には見放されたけど「ギター」に愛されたオトコ、タロウちゃん!にも快諾して頂きーの、筋少、橘高さん本城さんと「5人のギターヒーロー(?)」による「夢のギターバトル」(全員での打合せ、本番前5分だけ。プロってスゴイ)が繰り広げられたのでした。これは視覚的にも耳的にも圧巻でありましたね。僕らの妄想を叶えてくれた筋少の皆さん、ギタリストの皆さん本当に有難うございました。手島さんは衣装まで自前で(テンガロンハットに革ジャン)持ってきて頂いて・・・おかげでこっちで用意した衣装(誰でもインド人になれるターバン&それをまく美容師さん付き)が浮いてしまいまして、変わりに誰かまいてコーラスやってくんないかなぁ、とアノ人やコノ人にお願いしましたが逃げられてしまいました。そんなにターバンがヤだったのか。。。
そんな前時代的なエンディングのあと、強風で心配された花火も多少タイミングが早かったものの無事上げることができ、ハヤシ君の不法集会もいつも以上に大盛り上がり!(ユニコーン、筋少の選曲がアツかったらそうなりますわね)予想通りシャトルバスがハヤシ君を待つという展開になってしまいました。
そして恒例、赤字だろうがナンだろうが何がなんでもヤル!"打上げ魂"も、過去最高に大盛り上がり・・・これは僕よりもMOBYのブログの方がリアルなので拝借http://d.hatena.ne.jp/MOBY/?of=5 。本編同様楽しかったのですが、最後には出演してない人に美味しいとこ全部持って行かれる始末・・・ちきしょー!その代わり今度は本編出てネ、もちろんアムロちゃんのカラオケで。
ということで、僕から見た「1万人分の1」のOTODAMA'09でした。皆さんはどんなんだったんでしょうか?いろいろ感想も伺うのですがライブ以外の「イベントとして」というのは、やってる方からすると未だイマイチ分からないとこはあります。ある人が「お客さんがこんなにみんな笑ってる(ニヤけてる)イベントないで」と言ってくれました。だとしたら無茶苦茶嬉しいです。いっそ、失笑交じりに「もう、こいつらしょうがないなぁ」という気持ちで来て頂けてるなら望むところだったりします。普段でもそんな「放っておけない人間関係」ってイイですよね。「知り合いが学園祭の実行委員会やってるから見に行ってやるか」みたいな感じ。その根っこにはお互いの信頼がある気がして。
毎年懲りずに暑い中手伝って頂ける、地元の方、JCさん、市、府の皆さん、業者の方、警備/アルバイトさん、ボランティアさん、各セクションスタッフの方々、私利を度外視して応援してくれた音楽業界関係者の皆さんに、今年も感謝致します。正直作業はしんどいと思うのですが、年に1回いつもの顔ぶれで何かを作れてるのは幸せ感じます。ありがとうございます。
そしてそして、お越し頂いたお客様。北海道や沖縄からもお越しいただけてると聞きまして。いったいナニを考えてそんな無駄な・・・いえいえ、とてもとても嬉しいです。いや、近くの方ももちろん嬉しいです。常連の方も、はじめての方も、毎年ここでお互い元気で集いたいと切に願います。次の日から日常がはじまってると思いますが、この日と同じようにライブやCDに支えられたり、背中押して貰えたりしながらお互い1年頑張って、またこのイベントに戻って来れればと思います。僕らいっぱいいっぱいで1年ごとしか見えませんが、来年も今のとこは夏の終わりにヤル気でいますので,またお会いしましょう!
9月5日あの場所にいた全ての方へ、文字を大にして
ありがとうございました!!!
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