OTODAMA'11-'12によせて
今年初ブログの音泉番台です。今年もちまちま書いて行こうと思います。お暇があればお付き合いください。
まずは昨年のことから触れないといけないかと。ご存知の方も多いかと思いますが、日頃の行いが災いし本イベントは台風の影響で中止になりました。チケット買って頂いて楽しみにして頂いてた皆様、スケジュールをずっと前から押さえて準備して頂けた出演者、スタッフの皆さん、また中止ぎりぎりまで設営、宣伝他全てにおいて協力頂けた皆様に改めてお詫びします。
中止を決めたのは開催前日、「風の影響が強く危険を伴い設営できないこと」「夜から台風直撃がほぼ確定したこと」「東京から来る出演者の機材車も危険であること」「お客さんの安全も確保できないこと」等、客観的に判断して決断しました。当日夜からやはり大雨、予想以上に被害も大きくて今でもそれは正解だったとは思います。(翌日RUSH BALLが奇跡的に開催できたドラマはまたおって触れたいなぁ、と)
その後、たくさんの方に「大変だったね」と言われますが、実際のところ肉体的には体が空いてしまった訳で、大変で無かったりしました。語弊ありますが、野外でやる以上は「天候次第でこんなこともある」と心のどっかでは覚悟もしていたので精神的ダメージも自分が思ったほどは無かったです(台風が目を疑うほど西に急カーブした時は相当凹みましたけどね)。至る過程を考えると報われなかったことは確かに大変でしたが、それも自分達のことなんで何とも、「まぁしょうがない」と割り切れて意外にサバサバしてました。
ただ、翌朝RUSH BALLの現場でお客さんを見ると「あぁ、やりたかったなぁ」とはじめて切に思いました。結局、大事なお金と時間を割いて楽しみにして頂いてたお客さんと、「良いライブやったるで」と意気込んでくれていた出演者の皆さんのことを考えると「報えなかったこと」がホント辛かった。ダメージはそこだけ。
そんな中、(こんな僕らに)SIONが「来年のリハーサル」と称して当日スタジオに入ってくれていたり、Coccoちゃんが同じく当日スタジオで曲を作っていたり(これは直後のツアーで披露されました)、マリーズがツィッターで「エアオトダマ」(笑)やってくれたり、「うちの公演でグッズ売ってあげるよ」とたくさんの方から言って頂いたり、出てもいない民生さんが救済公演やって頂けたり(詳しくは→http://blog.livedoor.jp/shimizuonsen/?p=2)、その他、労いの言葉もたくさん頂き、お客さんからも励ましのお言葉を本当にたくさん頂き、保険に入り忘れたので即日通販できたグッズをたくさん購入頂いたり(まさかのほぼ完売、「ジャンピング乾杯Tシャツ」売上げは東北に送ることができました)。
なんもやっていないのに
「とってもおっきなナニか」
が残ったのでした。
こんなことってあるのか・・・・と。やっぱ色んな人に「生かされてる」のであると痛感しました。これは「闘魂」(ザッツ、プロレス魂)がメラメラと燃えてきました。「生かして貰える」ならその分返さないといけない!’11を楽しみにして頂いた全ての人に報わないといけないのだ!と、妄想がはじまり、出した答えが「よし、今年の分と2日やろう!」という足し算しかできないなんとも安直な結論。「足るを知る」って言葉を忘れてました。自分達のキャパ考えてませんでした。ホントすいませんでした。2日も打上げやったら骨折確立も2倍じゃないか。。。。。と、今になって己を知らない「事の重大さ」に気づいておる次第ですが、もうサイは自分で投げちゃったので後にはひけない開催3ヶ月前にしてとても焦る主催者。
ということで例年にも増して「必死のパッチ」で頑張ります!という言葉を初心表明とし、日々精進したいと思います。
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