回想②・2日間終えて
ということで大変遅れましたが2日目の回想、というか主催者の一人43歳オッサンの感想文続きであります。
2日間やる体力が心配でしたが、毎年こうゆーイベントん時は軽い「躁(そう)」状態になって疲れとか食欲とかほぼ感じない状態が続くのですけど、なんとか未踏の2日目も持ちそう。何事も「気合」ですね、「気の持ちよう」で体は変る。影響され易いのでこの夏オリンピック見たあとだからよりそう思いました。パフォーマンスの仕方がおかしいだけでアニマル浜口は元来真理を言いあててたってことです。
朝から日差しがあって昨日よりも暑い。。。おかげさまで天気予報大ハズレ!てるてる坊主効果、2日目も顕在!んが、あんまり暑くなると心配ながら9月の2週目は予想通り、真夏よりは少し暑かったけどなんとか凌げる日差しでセーフかと。
入浴宣言は誰が何と言おうと今年の“ヘッドライナー”今日もRGさんと、初登場“ちゃらんぽらん・冨好さん”、「知らへん、知らへん、ぜんぜん知らへんで~」と言いながら実はメッチャ知ってる、というベッタベタのネタでした。う~ん「サげて、からのアゲ」、実に笑いの基本に忠実でした。高校の頃、学校サボッて梅田花月に行ったのを思い出します。この「ベタ」が関西圏は子供の頃からTVとライブ(寄席)で叩き込まれる訳です。「笑い」と「プロレス」と「ロック」はやっぱり同じなのである。(ウザがられるのでこの関係性はこれ以上書きません)
モーモールルギャバンからこの日はスタート!モーモーのみんなも昨年分の気持ち込めて熱演してくれました。お客さんだったら朝から「パンティ!」43のオッサンも言いたい。
開演したら2日目ってことで少し落ち着いたのもあり、昨日より色々ライブが見れる&場内パトロール。ビートモーターズのカリスマ秋葉君は恒例ステージの柱上りつつ、他3人はそれを無視(?)してグルービン”って言葉がぴったりの演奏。お腹にクル気持ちいい演奏とウルっとくるせつない曲が売り。
ドレスコーズは70年代洋楽の危ない匂いがプンプンする渋いアクト。マリーズとはうって変ったアプローチだけど、志磨君のROCKに対する愛が変らないのがステキ。そしてギターが変態!この新人バンド、まだまだ先が楽しみ。
MONOBRIGHTは期待どーり、躍らせまくりの好演。最近ダカさんとのバランスが凄く良くなってますねん。ずっと前は見てて「心配」な気分だったけど、今は安心感抜群(サヤにおさまってるって意味ではない)。
POLYSICSは、なんとこの日の為に特別な衣装を用意してくれました!なんとまさかのアロハ!やってる音楽と毎年互換性がない!そこが毎年楽しみ!そしてこの衣装着た時のフミちゃんに「萌え」る、中年主催者は私です。POLYのライブで場内のお湯が沸点到達した感がありあり。いつ、どこで見てもPOLYのライブは凄い!永年見せて貰ってると「う~ん、良い時に比べると今日はぼちぼちだったなぁ」ってことがあって当たり前なんだけど、POLYはずっと見ててそれがない!これって凄いことだと個人的に思ってます。「ダバダバ」43歳のオッサンも言いたい。
そして露天風呂では実に「骨」のあるバンド、a flood of circle。この昼間の時間帯って、バンドにとってはやっぱり難しいというか、照明はおろか、むき出しの太陽や暑さとも戦わないといけない。客席の「気」も一律では無いので、集中するのが大変なのではないかと、こっちとしては恐縮するのです。しかしボーカルの佐々木君は皮ジャン着ていつも以上に狂気のライブ。うおおお、シチュエーション関係ない、むしろ逆手にとった4人の演奏で露天風呂も沸点到達!自分で前説で言いながら忘れてたけど、ここに今日居るバンドはいかなる状況でも最強のライブを約束してくれる人達ばっかだった。時間帯とか天候とか、同じ条件を提示できなくて申し訳ないと思う気持ちを全部飛び越えてくれる。ここまで見たバンドがみんな頼もしくて、ここでグッとくる。そしてフラッドは、そんなことを気づかせてくれる「熱い」バンド。
MONGOL800は激しく、優しく、他のバンドは絶対出せない空気を作ってくれました。野外の空で見るモンパチはとても好き。野外が似合うバンド筆頭かもしれないなぁ。激しく、優しく、明るい。明るさの裏に見える沖縄の現実が見え隠れして、せつなくもなる。前行って、歴代3本指入る楽しさだった沖縄でのモンパチフェス、めちゃくちゃ行きたくなった。行ける人は、どんな手使ってでも行ってくださいね。詳細はネット社会なんでご自分で調べてください・笑
そしてOKAMOTO'Sの露天はすんごい人!やっぱおっきぃステージでも良かったかなぁ・・・。バンドの演奏はさることながら、ボーカル・ショウ君の覚醒具合が今日もとても良い。恐るべし若者達が更にすんごいことなってると実感!まさしく若手R&Rバンドでは最高峰の域に達してきた。
ここら辺で雲行きが怪しくなる。。。本部に戻ってこの日の為に契約したウェザーニュースさんの鮮明な天気図を見る(これがあるととっても安心、紹介して頂いた読売TVさん有難う)。おっきな雲が幾つか南側から北に向かってて・・・状況次第で中断、最悪中止の判断も早めにしないといけない。天気図と実際の空も見ながら、風向きも感じながらアナログとデジタルで最新の注意を払いつつ、ちょっとライブをる余裕が無くなる。「ここまできて辞めてられるか!」なんてことは思いがちですが実際は思いません。自分だけならどーなってもいいけど、たくさんの人に集まって頂いてる訳ですから。。。
結果雨雲はうまいこと会場を避けて北の方向へ抜けてくれました。一番大きな雲が抜けた頃から稲光を伴ってきたので、視覚的な情報しかないお客さんからすると不安でしょうからアナウンスも入れる。この後は雨雲が来ません!最大の不安がここで解消。その間にこの日のレジェンド、筋肉少女帯の演奏が終わってしまいました・・・う~ん。イベントはやっぱりお客さんで見たい。死ぬまでに一回でイイから、自分が組んだイベントを客席で120%見たひ。余談ですが、因みにバンドは自分の演奏一度客席から見たいらしい、当たり前か。。。だからお客さんの声援やら歓声は唯一のバロメーターなんですよ、ホントに。いろんな人と話した実感として、お客さんが思ってる以上にやってる方は気にしています。最近知って僕もびっくり(何年やっとるんだオマエは)。だからやっぱりリアクションはしっかりしたげてくださいね。アンコールも慣れでやってはアカンとおもいますよ。
この日、最年長のSIONさんもそんなこんなで遠めに、、、現状をぶち破る為の曲「通報されるくらいに」が響いて、ここにやっと来て貰えたことに感慨・・・朝から楽器車に乗ってわざわざ東京から来てくれました。「中指突き立てる」のもロックだし「感謝を表現する」のもロックだし「喜怒哀楽を魅せる」のもロック。50歳越えたSIONの歌はたくさんのことを感じさせてくれる、そしてやっぱり僕にとっては26年前にカセットテープで聴いた「新宿の片隅で」の時と同じ、今でもカリスマであることは変りありません。
次、この日のヘッドライナーでもありもう一人のカリスマ、The Birthday。自分より同じか下の世代での一番カリスマを感じるチバ君に来て貰えたのはそれはそれで感慨。(自分より年上でカリスマ感じる人はたくさん居ます)一見アホなイベントで「肌があわない」とも見えるかもしれませんが、今のBirthdayが鳴らす音は僕らのイベントの真ん中の方にある気がしてます。感覚的な話なんでお伝えしづらいけど・・・バンドの持つ緊張感、五感と体に刺さる音、歌詞、SE鳴った瞬間からドキドキする高揚感、、、ロックバンドのひとつの理想な形が今の4人にはマチガイなくあると確信して、今回お願いしました。やっぱり有無を言わせない圧倒的なライブ!来て貰えてホントに嬉しかった。
露天はthe telephones。ご存知でしょうが至上初、RUSH BALLと2週連続出演の愛されバンド!今回僕らは昨年出る予定だった人をまずオファーしたくて、それでtelephonesはグリーンズさんがやってるので、この会場一緒に作ってるRUSH BALLの隊長リッキーに聞いたところ「うちテレホンズ、メインステージで考えてるんですけどオトダマと両方出たらオモロイですやん!」と、なんと嬉しい返事。両方出たら(バンドは大変だけどね)確かに面白いが普通相手の主催者はイヤがりますね。このリッキーもね、僕にとってはこの会場で1年目から苦楽をともにした盟友であり、良きライバルであり、支え。この人無くしては、OTODAMAは実は成立していない重要人物の一人。(当日は楽屋でBBQ魂見せて肉焼きまくってくれました、ありがとう)そんな人がねオモシロがってくれるなら遠慮なく呼ばせて頂きますってことで、メンバーも双方出れたことに予想以上に喜んでくれてこっちも凄く嬉しくなりました。SION、Birthdayあと夕暮れに彼らが登場した時、客席の雰囲気がガラっと一変したのは鳥肌ものでした。「R&R!」から「DISCO!」に変った瞬間。優れたバンドとプロレスラーはSE登場(テーマソング入場)で会場を興奮させれる、そんなバンド(レスラー)がやっぱカッコイー。
THE BACK HORN、Theピーズの頃には終演が迫ってきてちょっと慌しくなってきたのでライブはそれぞれチラ見しかでけませんでした、メンバースタッフの皆さんすびません。雷バックのバックホーンはある意味幻想的、ピーズは25周年フントにメデタイが充満した客席と演奏でした。シンイチロウさん2日いてやっとここでちゃんとしたお仕事。楽屋でずーーっと飲みながらの麻雀は成績どうだったんだろう。手積みは大変なので来年は全自動卓用意してあげたいけど、そんな金僕らにあるかな~。
そして2日間のトリ、2年越しのサンボマスター。むむむ、、、気合入ってくれてるのは知ってましたが、予想以上の熱演、宇宙一に向かってまっしぐら。バンドマン(ロック好きな一般の人も)逆境になった時やマイナスをプラスに変える力が凄い。僕らもそんな人達に普段刺激されて、昨年の台風中止をなんとかプラスに変えようと必至こいでみたのですが、しかしサンボにこんなすんごいライブやって貰ったら次何でお返ししたらいいのだろう、、、ってくらいの心動かされるライブ。実は昨年のアンコールは「I love you &I need you ふくしま」でお願いしてその予定だったのですが、時間もたって今年はその曲ラストでなくなったのですね。ほいで今年は「あの鐘を鳴らすのはあなた」(これもナイスカバーでグッとくる)みんな出る予定では無かったけど、急遽残ってくれてる方ほぼ全員ステージ上へ。昨日出て今日は見に来てくれただけなのに衣装に着替えてくれたキングブラザーズや、フラカン他の皆さんも。因みに怒髪天は打上げに備えて先に帰られました・(笑)去り際の増子さんの言葉「これからが本番だからな!」にとてもビビる・・・打上げに担架手配しなければ・・・うそ、でも近くの病院は調べておこう。
そしてアンコールがはじまり、大サビで昨日と同じく出演者オールスターズの皆さんも登場。舞台袖で見ながら、わ~今日もすんげい豪華だなぁ。。。と思いつつ、昨日寝返った舞台監督他スタッフもあやしい動き無し。「今日はこのまま大団円だぁ」と、安心しきって花火屋さんと連絡をとっておると、ステージでサンボ山口君が高田伸彦なりに「主催者(名指しだったか?)出てこいヤ~!!!」と、言ってまたしても寝返った我スタッフ陣がニヤニヤしながら捕まえに来る。(あぁ、分かりましたよ、いきゃいいんでしょ、いきゃ!)べつに出るとこ出たらチ○ポ出してもいいと思ってる(いや、出しませんけど「自分なんてどうなってもよい」の意ね)、てかもう昨日やったからいいじゃないの?お客さんもこんなおっさんが出てくるよりはもう1曲聴きたいじゃないのか?自分が客席にいたらそう思うし。。。と半ば呆れ気味にステージ上へ。今思うと斜めから見て実にカワイクないオッサンだ。ここでかくしも2日間連続で胴上げされるという、この上無い勿体無い光栄を授かってしまい恐縮の嵐(こっこちゃんの口癖引用)。細かいことはこの日も忘れました。
数日後に感謝のメールを出演者、スタッフの皆さんに送っりつつ「胴上げされたのは最高に嬉しかったですが金輪際ご勘弁願いたい」と綴ったら、UKプロジェクトの遠藤さん(POLY、テレホンズの社長)が「胴上げしてる方も、それはそれでメッチャ楽しいんだからたまには"まな板の上"に乗ってあげなさい」というお返事が・・・う~ん、なるほど~、そんなもんなのか、とちょっとカワイク無かった自分に反省。したらトモフさんからもお返事が。「オトダマだったら全然ウサンくさくないよ。清水音泉スタッフへの感謝と"無邪気な熱い思い"に俺らも熱く無邪気に応えたいってだけで、清水君が恥ずかしいなら受付女子さんとか警備員さんでもいいんじゃないの」みたいなお便りが・・・、へぇ~、あぁぁ、そうなのかぁ。そう、僕多分いろいろイベント見てて、たまにあるそゆのって凄く「ウサンくさく」感じててヤだったのです。(お客さんはそれ見たいのかよ!)って心で憤ってた。しかし、同じかと思ったらそうでなかったのかも。そですよね、最前に居るセキュリテイのお兄さんでも、明るくノリノリでゴミ集めてくれるボランティアスタッフちゃんでも、ケータリングのお姉ちゃんでも、いっそのことお客さんでも、誰でもいいよね!しかし、僭越ながら決めれないから代表で自分が宙に上げられただけで誰でももいいけど、しょうがないから僕だったのね。素直に受け止めようと思います。ステージで「あれぇ!清水さん!泣いてますよね!!!」と山さんは言ってくれたけどそん時は斜めに見てて(イヤ、ホント素直じゃないからしばいてやりたいコイツ)実際泣いてませんでしたが、そんなこんなでいろいろ分かって後日泣きました、ハハハ。
普段シンイチロウさんやら、フラカンみたいなバンドマンやら、今年ならRGさんやら、はたまたあろうことか恥ずかしいリストバンドつけさせられたり、帰りのバスでしょ~もないカラオケ聞かされるお客さんまでをも僕らはイジりたい。「イジる」ってのは関西愛で面白がってちょっかい出すこと。そこには「愛情」あってのことだと思います。成分はイタズラ心が半分と愛情がもう半分。勝手な思い込みながら、恥ずかしがりやがの関西人があみ出した愛情の裏返しが「イジる」という行為であるならば、僕は皆さんに逆に「イジって貰えた」のだと後になってわかりました。せっかくイジって貰えたのにエエかっこして斜めに構えた自分が情けないやら、申し訳ないやら・・・ふか~く反省してます。いや、しかしやっぱり胴上げは二度と御免なので、次回やるなら前もって人選もしたいとおもいます。
話が本編からそれました。実質のオオトリ(?)四星球が風呂そうじ!大いに盛り上がった模様です。彼らは四国で大阪と近いこともあって、今年一番一緒に遊んでくれて、イベントの告知、盛り上げに自ら動いてくれました。いつもズサンな扱いしますけど、これも「愛情の裏返し」で実はとても感謝しています。(うわ、彼らにこんなこと書くととても気持ち悪いなぁ・・・一旦トイレに吐きにいこ)
2日間「宴会場」って、とてもシチュエーションがなっていない会場でライブやって頂けたLOVELOVELOVE(楽屋BBQでも大活躍)、EGくん、高田漣くん、オーケンさん、オワリカラ、キヨサクくん、ヒダカフェッドさん、SAKANAMON、UCARYちゃん、NEATBEATS、東京カランコロンの皆さんも有難うございました。「居るからついでに」「なんかやらして」「解散するから出せ!」とか、いろんな理由でここになってしまった皆さんには有り難いやら申し訳ないやら。。。若手バンドの皆さんは是非おっきぃステージ目指して欲しいものです。楽屋から近いので、ちょいちょい見れましたが、特に若手のみんなはとても頼もしい、来年露天風呂出て欲しいなぁ、と思う好演、良いライブだらけでした。皆さんもこの方達、注目してくださいね!
リングステージは大阪プロレスの皆さんが大晦日以外で初参戦!てか、こっちは男湯に任せてたのでなんも見れませんでしたが、四星球やYO-KINGさんや、ガリ君やRGさんもリングを使ってなんかやってくれて、2日目は(打上げのついでに?)怒髪天やスクービーもやってくれたり、カオス度ハンパなかったみたいです。
SET YOU FREEも知らないとこでたくさんのバンドが出てくれて、盛り上げてくれたようで有難うございました。ベイビーさん筆頭に気づけば海北君はじめ知ってる人も多く、「せっかくここまで来てくれたのにこんな小さい場所で申し訳ないなぁ、言わないけどバンドマンならちゃんとしたステージでやりたいよなぁホントは・・・と、宴会場と同じくとても申し訳ない気持ちになってしまいます。こんな時、たくさんのバンドに出て欲しいので規模をデカクしたい願望と、伝えたいものをひとつひとつ伝える為に小規模で押さえたい気持ちが心の中で葛藤するのでした。でも、やっぱ今のとこ後者の勝ち。
そして、打上げはケガ人も出ず増子さん筆頭に盛り上がりました。僕ら例え赤字でも打上げはする主義。何故かというとバンドマン同士の交流があってそっからいろんな新しいことが生まれるのを知ってしまって、その機会を少しでも増やしたいという理由、、、ながらRGさんと増子さんの独壇場になってしまいそれどころでは無くなってしまい嬉しいやら、困ったやら(苦笑)。でも増子さんの今年に懸けてくれた気持ちにとても感謝であります。因みにジャンピング乾杯に続く安全第一"ローリング乾杯"頂きました。因みに「前転してグラスのビールをこぼさずに最後乾杯する!」って神業ですが、僕が見た限りビールは全部こぼれてました。
もうあれから二週間もたってしまったのが遠いことのような、昨日のような不思議な感覚です。夏の抜け殻になるどこではなく、次の仕事にかかっておる我々ですが、今日やっと身内の打上げ的なこともできました。2日やってみて、足りてないことだらけなのが分かりつつも、良かったのは例年より2倍のアーティストさんの方達に出演頂けたことと、例年の1、5倍(のべ人数は約2倍!)のお客さんに足を運んで頂けたことがとても嬉しかったのであります。1日限りのイベントの方が刹那的で良いのではないかとおもてましたが、正直たくさんのバンドさんから「出演したい」と言われつつ、時間と規模の関係でお断りする方が断然多いのが毎年一番申し訳なかったのです。せっかくの気持ちに応えれないはがゆさが毎年ありながら、主催者として今年なによりもそこが嬉しかったし、2日やればいろんなドラマがあちこちで起こって、1日の2倍以上の何かが残ることも良く分かりました。ただ、自分達の身の丈を考えるとやっぱ1日かなぁ、と改めて思います。と、言いながら再来年は10周年なので2日はやりたいなぁ、、、なんてことも早くも思いましたが、まずは世間様からそこまで続けさせて貰えてるのかどうか。。。
当日お配りした冊子に「今年は去年中止になって残念がってくれたお客さんとアーティストの皆さんへの感謝の気持ちがこうなったのであって“リベンジ”とか“去年の分も”とかは最初思いましたけど、後半は“感謝の気持ちを形にしたい”という一心で取り組んできました。YUKIちゃん(四星球が「対バンさせろ」とうるさいビッグな方、顧問夫人とも呼ばれています by音泉ペディア)去年のツアーでのライブ絶頂ポイントで「人は必要とされて優しくなれるんだ!」って強烈に刺さるメッセージをくれて、棺おけまで持っていこうと誓ったのでするが、僕らはまさに日々ミュージシャンとお客さんに「必要とされるよう」頑張っていかなアカンと思います。それが無くなったらオシマイ。今年のこのイベントは果たして皆さんから必要とされて完遂できたのか?日々のライブで必要とされてまた来年こんなイベントをやらせて貰えるのか?答えは、分かりませんが、ずっと関西で「必要とされるプロモーター」を目指し続けようと思います。
アーティストのライブやCDや発言に僕らとお客さんは刺激受ける→お客さんはチケットやCDを買ってリアクションする。僕らは生業(なりわい)としてアーティストやお客さんに返す→そしたらアーティストが更に返してくる→そしたらまたまたお客さんと僕らは返す・・・この永遠のスパイラルが1年間行なわれて、確認でみんなで集まってるのがOTODAMA~音泉魂~ってことなんです!って思ってたけど、今年一番それを感じさせられました。この永遠に続けたい「ロックスパイラル」の関係をこれからも目指しつつ、そう考えると年を重ねるのも悪くない、というかこの先も楽しみ!今年集まってくれた全ての人、応援してくれた人、全員に感謝しながら「OTODAMA'11-'12~音泉魂」後記とさせて頂きます。
ありがとうございました!
PS.ちゃんとしたレポートは10月19日のGOOD ROCKS!増刊号をお楽しみに
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