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2012年9月 5日 (水)

初日の見どころ

 今日も暑かったですね、現場では仕込み始まってますがデスクワークしてた番台です。発注関係の打合せがほぼ終了しました。シャトルバスちょっと多めにしてます。駐車場もまだ余裕あります。飲食店(人気店のぞく)もトイレもそんなに並ばなくて良さそうです。客席もまだまだ余裕あります。帰りの梅田、難波行きバス券だけ売り切れるかも・・・・ということで、ここまで言えば分かりますね。その後、爆発的にはチケット売れてません!(ワーッ、ワーッ・大歓声)ありがとうございます、ありがとうございます。世の中「売れれば勝ち」ではありませんから(半分ウソ)いやでも、お客さんの質は過去の経験上「最高級」なのは分かっていますから、それだけで充分(これはホント)。 

というわけでOTODAMA'11-'12、今年の見所(今頃かよ!)

  今年の初日の見所は・・・・クリープハイプから、怒髪天からKING BROTHERSまで・・・・全部です!

 なんですがこれで、終わる訳にはいかないので時間のある方は少しお付き合い頂くと、

  まずクリープハイプ。去年、中止を決断した日(開催前日)に心斎橋のknaveでライブがあったのです。誘われたんですけど「すいません、サスガに行けませんわ~」て、断ってたところ、思わぬ台風で昼間に中止。昼間に中止対応に慌しくしてたら、夜には携帯も鳴らなくなって(多分、みんな気を使ってくれて)ぽっかり空いてしまったのです。何かしてないと凹むのもあり「これも何かの縁かぁ」とも思い心斎橋にライブを見に行って出会えたバンドなのでした。彼らのライブは正に「今日起こったことを忘れさせてくれる」好演で、これだからライブって良いなぁと初心に返らされたり心底「行って良かったなぁ」と思わされました。だから中止になってなかったら、出会えてなかったバンドなのです。そんな縁もあって、今回出演順をお願いする時「最初にやって欲しい」と強く思いました。何も無くなったと思ったら、新たな出会いが生まれて、それを必然と思いたかったのです。神様(基本信じてないけど・笑)が与えてくれた「縁」を大事にして、そんな気持ち込めて、まずはクリープハイプからイベントは始まります!

 お次は個人的に、皆さんにと~ても見て頂きたいのが佐野さん!これまた私事で申し訳ないのですが、自分が初めて見たロックのコンサートが佐野さん。高校生の時「VISITORS TOUR」神戸ワールド記念ホール、当日券、2時間感動しきり!当時佐野さんは「SOMEDAY」が大ヒットして、一躍スターダムに上りながらニューヨークにしばらく行ってしまい、帰って来られて日本中が注目してる中、発表したアルバムが「Visitors」。なんと「ヒップホップアルバム」だったのです!誰しもが期待した「SOMEDAY」の次が、誰も予想だにしなかった「ヒップホップ」って・笑。多分レコード会社の人は椅子から転げ落ちたと思います。(当時、邦楽でヒップホップをメジャーから出すなんて誰もやってなかった)この期待の裏切り方が、後々思うと最高!常に、先鋭的な作品とライブをやる佐野さんらしい方法で、10代の僕は佐野さんにますます傾倒、洋楽もビートルズ、B・スプリングスティーン、E・コステロ、スタイル・カウンシル、5O’s~60's、モータウンetc・・・全部佐野さんから(主に佐野さんのラジオ)教えて貰いました。ライブも通い詰めて、いつでも佐野さんはカッコ良かった。「バンドやろう」と思ってギター買ってコピーしたら難しすぎて3日で辞めて「裏方になろう」と20歳でこの仕事に就いてから、5年くらい、なんと佐野さんの関西地区の担当させて貰い「おら、もう死んでもいいだ」と思いました。(まだ、のさばってますけど)それ以来だから、正確には忘れましたけど15年以上ぶりに佐野さんとご一緒させて頂くことになりました。今年春にビルボード大阪でご挨拶させて頂きましたが全く覚えておられなくて(笑)、更にシビれました。カリスマは凡人など相手にしてはいけない。オファーさせて頂きお断りされると思いながら、まさかのご快諾!(多分、こんな滑稽なイベントだとは思われず・・・いや、ちゃんと「音楽と人」さんの特集ページとか資料お持ちしたのですよ!どこまでご覧になったかは分かりませんが・・・)人それぞれの価値観ですが、僕は「ステージに上がる姿勢」「カリスマであり続ける方法」「作品の斬新さと協調性」「全てにおいて妥協しない拘り」・・・佐野さんは今でも素晴らしいと思っています。先日、演奏予定曲が届いて既にめまいがしましたから。いや、もうお客さん以上に楽しみな主催者(アカンだろ、それ)は私です。ここだけの話し、佐野さんは多分未だ少年の心を持ってらっしゃるので、お客さんの(風に言えば「オーディエンス」)の声援でかなりゴキゲンな演奏になると思いますゆえ、佐野さんステージ上がったら「(バックフラッグにいつもの)うさぎ」が居て「?」と、とまどったところを皆さんの大歓声で迎えてくださいね!日本のロックのカリスマがフェニックスに降臨して、忘れらんないライブになると思います。

 あと特筆すべきはトリの怒髪天!これは一昨年のご恩を返す(?)というか、ビークル散会ラストライブ前の誰もやりたがらない枠を見事なライブでつないでくれた僕らなりの感謝と畏敬の念が、今年初日のトリでのお願いになりました。「10投げたら10以上で返してくれる人」ってステキですよね。投げた方も、投げられた方も気持ちいい。そん時の怒髪天の皆さんは20も30も、いやもっともっと返してくれました。そんな意味では今年投げたボールをどれだけ返して頂けるか?と~っても楽しみにしています。「OTODAMAスペシャル」と銘打って頂いてるだけあって、あんな方やこんな方、増子さんの愛と人徳と兄貴分に、集ったミュージシャンで舞台上は“わちゃわちゃ”になること必至かと!今から想像するだけでワクワクします。

 他にも久々バンドセットで関西野外の民生さん(日本一の晴れ男)やカエラちゃん。レギュラー組ではトモさん、露天トリのフラカン、スクービー。若手で成長著しい、ねごと、DOES、THEラブ人間。初登場組では、日常的な言葉で実に深い詞の世界を歌う源君(このバックバンドのクオリティも強烈!)、みんな大好き世界を幸せの坩堝(るつぼ)に落とし込むレキシ、YO-KINGさんとのお付き合いは長いけど初登場の真心。民生さんが「このバンドを見て俺もバンドやろうと思った」佐野さんとは別の意味でレジェンドライブバンドの子供ばんど、地元代表最高にカッコイーガレージ&ブルースバンド“西ノ宮の狂犬”KING BROTHERSまで!

 こう並べるとやっぱ凄いなぁ!やるなぁ、このイベント!(ここで呆れて読むの辞める人いがち)これで¥6300って、どーですか奥様!今ならお近くのコンビニでまだ間に合います!まだまだ、ゆるゆる発売してますよ~♪

 では次回「2日目の見所」でお会いしましょう。

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